2013年4月21日(日)

3週間前に行った有馬スピードハイクの時に痛めた右足がまだ痛みます。
だからこの2週間は走ってません。あの時、最近ではめずらしく、すごくスイスイ走れたのですが、調子に乗りすぎたようです。まだしばらくは走れないかもしれません。
今日は少しのんびりしようと思い、まったり荒地山を歩くことにしました。
天気予報では曇り時々雨だったけど、朝のうちに雨は止み、雲の間に太陽も出ています。気温は低いけど、のんびりと山で過ごせると思いました。
ところが荒地山の手前に来ると急に風が強くなり、おまけに雨まで降ってきました。

風が止むと青空が見えます。
プロペラ岩まで下りて行き、岩のてっぺんを見上げると白い雲が早足で駆け抜けます。
とてもきれいだったのでしばらくボッと眺めていました。

横池でお茶
横池でお茶

天候は相変わらず、強い風が吹いたり、冷たい雨が飛ばされて来たり、青空に白い雲が流れたりしてます。
横池に着くと、寒いのでカラフルな防寒着を来た若いカップルと、タープを設営しようと広げてるボクと同じくらいの年格好の人がいました。
横池の中程の少し高くなったところに座り、ストーブにカップを乗せて火をつけました。そこへさっきは止んでいた冷たい風が吹いてきました。風は短い間隔をあけ、ボクらに冷たい空気を吹き付けます。
今日はこんな天気と開き直り、ストーブの横に手製の風防を立て、お湯を沸かしました。冷たい風を楽しみながら防寒着を着込み、生温いお茶とドーナツを楽しみました。
体が冷えるのが気になったので、お茶を飲むとすぐに片付け、八幡谷に出る為に二組のハイカーの横を通りました。若いカップルはボクにほんとに楽しそうに笑顔であいさつしてくれました。
もう一人のハイカーはさっきからの強い風の中、なかなかタープをうまく張れません。
ボクが「今日は風が強くて大変ですね。」と言うと、「遊んでます。」と少し苦笑いをして答えてくれました。
そのとき、ボクたちはなんて贅沢な場所と時間の中にいるのだろうと思いました。

ボクは本当の意味での登山やアウトドアスポーツはしません。
でも自然の中、山の中にいることが大好きです。
よい天気ばかりではなく、冷たい雨が降る日でも、強い風が吹く日や、さびしい夜のハイキングも大好きです。(雷だけはゴメンですが・・・)
この時間、この場所にいたハイカーの方達も、きっと楽しい時間を過ごされたと思います。それはみんなの笑顔が教えてくれました。

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