2014年2月11日(祝)

白龍滝前 ガマさんとボク
白龍滝前 ガマさんとボク

去年の今頃、初めて冬の白石谷へ行きました。ルートも、正規ルートですが小安相滝を巻く道を初めて下り(夏は堰堤の梯子を使ってました)、とても怖い思いをしました。そうボクは臆病なので高いとこが非常に苦手で急な山の下りではいつもビビってます。

もう二度と冬の白石谷は行かないぞと思ってましたが、昨年9月の台風で、白龍滝の近くに大きな崖ができ、それを降りなくてはならないと知り、俄然興味が出てきました。

でもこの時期に一人で様相が変わった谷を下りるのは非常にリスキーであると思ったので、知り合いのガイド、アウトドアプロダクトのガマさんにガイドを頼むことにしました。

スタッフとしてイケダ氏の計3人で白石谷アドベンチャーロードをハイキングに行きました。

ガマさんとボク
ガマさんとボク
イケダ氏とボク
イケダ氏とボク

山頂を行く
山頂を行く

山頂までは馴れた道でサクサク行きます。

山頂で写真撮影していよいよ白石谷です。

大嫌いな巻道を、対向が来ないか心配しながら行きます。

結局数名のハイカーが前から来ましたがうまくすれ違い、無事二つ目の堰堤の前まで下りました。

白石谷進入
白石谷進入

白龍滝までの巻道は緊張の連続であまり写真を撮れませんでした。

巻道を下りガマさんは大安相滝を見に連れていってくれました。

もとの巻道にもどるには川の左岸を通り、上に上がる道もありましたが、そこを過ぎ切り立った狭いルートをトラロープ頼りに登るルートに連れていってくれました。

スゴッくスリルがあってメッチャ面白かったです。だってすぐ右横が十数メートル落ちてるもんね!!

大安相滝・・・この後怖かったよ〜
大安相滝・・・この後怖かったよ〜

もとの広い(広いと感じてしまう・・・)巻道に戻ってすぐに目的の崖があります。(ワクワク・・・)

どなたかがロープを付けてくれてるのでそれを使い下ります。途中に立ちガマさんが足の置き方を指示してくれます。なんかさっきのルートがめっちゃ怖かったのでぜんぜん平気です。

登りのパーティーに待ってもらって無事に崖も下降。とってもスリルがありますが、ガイドをお願いしてるので今回はすごく気楽です。

イケダ氏氷壁下降
イケダ氏氷壁下降
白龍滝
白龍滝
白龍滝でカブサイン
白龍滝でカブサイン

白龍滝を過ぎると白石滝まで巻き道はありません。(ボクは巻き道きらいです。)

川沿いを進みます。倒木は多いですが少しホッとするルートです。

昨年の台風で大きく変わったところはさっきの白龍滝の崖だけのようです。

フカフカの白い雪がとても奇麗です。神戸の都会のほんの少し入った所に、こんなスゴい素敵な場所があるのは驚きとともに神戸市民として大きな喜びです。

倒木とイケダ氏
倒木とイケダ氏
つらら
つらら
青空の谷
青空の谷

今日は風は時折強かったですが、快晴で、とても気持ちのよい谷下りが出来ました。

でもここは、いつものハイキングのようにボクひとりではとても来ることが出来ませんでした。

雪が深く、ルートを見つけることも難しかったでしょう。

自分ひとりでのハイキングでは自分の力量以上のことが出来ないのでルートに限界があります。

今日はガイドのガマさんとイケダ氏のお蔭で本当にハイキングを楽しむことが出来ました。

またひとりで行くにはリスキーなところにはガイドをお願いするつもりです。

夏の西山谷、頼むぜ!!

がっちりスクラム!
がっちりスクラム!

追記

一昨日、安物のスパイクを買って使い物にならなかったので、慌てて買ったモンベルのチェーンスパイクですが十分役にたちました。

結局ガマさんはアイゼン履かんかったけど・・・

使い勝手よかった・・・
使い勝手よかった・・・