2012年11月18日(日)

16リットル
16リットル

新しいザックを買いました。グレゴリーのミオック18(16リットル)です。これと同じ型の少し小さいワサッチ(12リットル)を普段のハイキングでは使ってます。ワサッチは3年くらい使ってます。はじめは生地が薄いので破れないかと思いながら使ってましたがとても丈夫でまだまだ使えます。ただ冬場はどうしても荷物が多くなります。最後を有馬温泉で閉めるなら着替えも入れられたほうがよいので前から少し大きめのザックは欲しいと思ってました。ちょうど季節のタイミングと、新色が出るため安くなってたので思いきって買いました。ワサッチはまだまだ使えるので寒くない季節はワサッチで行きます。今日はこのザックの背負い心地を知るためのハイキングです。走った時の感じが知りたかったので走りやすいルートを選びました。

こんな感じ
こんな感じ

背負った時、少し荷物のゴツゴツが背中に伝わる感じがしました。でもワサッチの時も最初はそんな感じでしたがすぐに馴れました。背中のパッドが薄く柔らかいのでそんな感じがするのかと思います。ハイドレーションで行くならリザーバーを入れればましになるのかも知れません。ボクは背中のリザーバーを入れるポケットに銀マットを畳んでいれてます。荷物は水500mlや食料のパン2個、他に服やいろいろ入れて約4キロです。お湯を沸かすためのコンロや他にハイキングでは使いそうにないもの(ツールナイフなど)もたくさん入れてます。

迷いの森の水場
迷いの森の水場

ロックガーデンを抜けて今日も迷いの森に入りました。来週ボクがリーダーをしているカブ隊でここを使ったプログラムを予定しています。過去に何度か行ったのですが、枝道が多く目標も見つけにくいこの場所で道迷いの体験をさせるつもりです。今度は何とか誘導して彼らの力で水場を見つけさせようと思います。このプログラムを考えた本人が道に迷ったらどうしようも無いので今日は水場までの行き方を確認しました。枝道が多くなかなかルートは覚えられない(年のせい・・・)ので、コンパスでだいたいどの方向に行けばよいのか確認しました。

もみじの道
もみじの道

無事迷いの森を抜け出し、午後の人気の無いハイキングコースを走りました。ゴルフ場の手前で西に折れ黒五谷に入りました。黒五谷は久しぶりです。ここは普段から人も少なく谷沿いの道を気持ちよく走れます。浮き石や滑りやすい石も多いので緊張しますがあまりスピードを出さずに景色を楽しみながらゆっくり走りました。五助への出合のあたりはモミジでいっぱいです。今年は少し紅葉の色が浅いような気がしますが夕暮れに傾きはじめた日の光りと、赤や黄色に色づいた道を走るのは気持ちがよかったです。

背中では新しいザックが気持ちよく左右に揺れてます。ワサッチもそうですがこのミオックもあまり体に締めつけすぎないほうがよいと思います。体にあわせてザックも動いてくれるみたいです。

握手してもらった!!!(これは僕の手)
握手してもらった!!!(これは僕の手)

いつものように打越峠から八幡谷を下りていき、もうすぐ滝の神社というところで後ろから多くのトレールランナーがやってきました。先に行ってもらおうと道の端で待ってると先頭の方の顔に見覚えがあります。といって知り合いではありません。雑誌とかでよく見たことのある人懐っこい純朴そうな若者です。すれ違いざま挨拶を交わしじっと見ながら『たっ、田中・・(これボクが言ってます)』『田中正人です。(これは彼です)』といって右手をさしのべてくれました。

すごいぜ!!世界的なアスリートが握手してくれたぜ!!!

当時山を走りはじめたボクにとって、トランスジャパンアルプスレースでの驚異的な活躍や、歩けなくなった仲間を背負ってのレースのことなど、田中正人さんはスーパーマンのようなすごい存在でした。今日は地図読みの講習をされてるとのこと。仕事中に邪魔しても申し訳ないので静かに道の横で彼らが通りすぎるのを見てました。

単純に握手してくれたこともうれしかったのですが、彼らがボクの大好きな六甲山を使って講習したということがとてもうれしかったのです。

山の神様はときどきボクに素敵な贈り物を送ってくれます。

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